哲学について
闘争的実践としての哲学
カトリシズムの救済の理念とマルクス主義の解放の思想との統合をめざしフランス現代思想を領導した孤高の哲学者。その到達点を示す歴史的文献。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,210円(税込)
- Cコード:0110
- 整理番号:ア-12-4
- 刊行日:
2011/01/06
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:240
- ISBN:978-4-480-09350-9
- JANコード:9784480093509
- 在庫 ×
フランス現代思想を領導したマルクス主義哲学者、アルチュセール。本書はアルチュセール後期の思想を自らが総括した対話と手紙で構成されている。自身の思想を語りかけるように綴った本書は、晩年のアルチュセールが哲学と唯物論について何を、どのように考えていたのかを知ることのできる、唯一の文献である。マルクス主義哲学は実在するが、それは哲学としては提出されていない、という逆説。カトリシズムの救済の理念とマルクス主義の解放の思想との統合をめざした、孤高の哲学者の到達点を示す歴史的文献であり、またその思想の入門書ともなる一冊。
第1部 哲学とマルクス主義―フェルナンダ・ナヴァロとの対話(一九八四年‐一九八七年)(編集者のノート
マウリシオ・マラムードへ
フェルナンダ・ナヴァロの序文 ほか)
第2部 手紙(一九八四年‐一九八七年)―「哲学とマルクス主義」の出版に関して、フェルナンダ・ナヴァロに宛てたルイ・アルチュセールの手紙 マウリシオ・マラムードへの手紙を冒頭に付す(編集者のノート
マウリシオ・マラムードへの手紙
フェルナンダ・ナヴァロへの手紙)
第3部 哲学の変革―グラナダ講演(一九七六年)(編集者のノート
哲学の変革)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可