解釈としての社会批判
不正義にどう抗うか
社会の不正を糺すのに、普遍的な道徳を振りかざすだけでは有効でない。暮らしに根ざしながら同時にラディカルな批判が必要だ。その可能性を探究する。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,320円(税込)
- Cコード:0131
- 整理番号:ウ-24-1
- 刊行日:
2014/10/08
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:256
- ISBN:978-4-480-09639-5
- JANコード:9784480096395
- 在庫 ×
マルクスやサルトル、さらにはロールズ、ハーバーマスらの議論の限界をつきつつ、ジョン・ロックや旧約聖書の預言者の実践を読みなおすことで、「社会とつながったラディカルな批判」の可能性を探究する試み。道徳経験が日々の解釈を通じてこそ豊かな内実を得る道筋を、現代アメリカを代表する政治哲学者が鮮やかに浮き彫りにする。
第1章 道徳哲学の三つの道
第2章 社会批判の実践
第3章 社会批判者としての預言者
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