明治文學全集 88 明治宗教文學集(二)

武田 清子 編集 , 小崎 弘道 著 , 柏木 義円 著 , 柏井 園 著 , 松村 介石 著 , 本多 庸一 著 , 海老名 弾正 著 , 新渡戸 稲造 著 , 山室 軍平 著 , 石井 十次 著 , 留岡 幸助 著 , 浮田 和民

文学のみにこだわらず、わが国の近代化を推し進めた思想的著作や文化的基礎資料を包含した一大パノラマ。毎日出版文化賞、菊池寛賞に輝いた全100巻の紙では最後の復刊。

明治文學全集 88 明治宗教文學集(二)
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 8,250円(税込)
  • Cコード:0395
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1975/07/31
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:菊判
  • ページ数:480
  • ISBN:978-4-480-10388-8
  • JANコード:9784480103888
新渡戸 稲造
新渡戸 稲造

ニトベ イナゾウ

1862年南部藩士の子として生まれる。札幌農学校(現在の北海道大学)に学び、その後、アメリカ、ドイツで農政学等を研究。1899年、アメリカで静養中に本書を執筆。帰国後、第一高等学校校長などを歴任。1920年から26年まで国際連盟事務局次長を務め、国際平和に尽力。辞任後は貴族院議員などを務め、33年逝去。他の著書に『修養』『東西相触れて』など。

この本の目次

小崎弘道篇(政教新論
信仰之理由)
柏木義圓篇(普通教育論
勅語と基督教
再び井上哲二郎氏に質す
勅語濫用の弊衝破せざる可らず
加藤文學博士に答ふ―所謂國家主義の妄謬を排す
對加藤博士論戰
加藤文學博士の駁論を駁す
基督教の人間觀)
柏井園篇(人事の壯觀
基督教の美
基督教の正義
明治の基督教文學)
松村介石篇(信仰之道
修養録より)
本多庸一篇(基督教と日本
感謝)
海老名彈正篇(新人の三識
我活ける神
新日本の精神的國是
國民教育と基督教)
新渡戸稻造篇(武士道
教育の目的
青年修養法より)
山室軍平篇(平民之福音)
石井十次篇(新刊岡山孤兒院)
留岡幸助篇(家庭學校
人生は恰も一大葡萄園の如し
基督教と慈善事業
神の委託事業)
浮田和民篇(帝國主義の教育
國民教育論
現時の青年に告ぐ
百年前の世界と百年後の世界)
我が見たる耶蘇教會の諸先生(山路愛山)
日本基督教史要より(比屋根安定)
「近代」日本の成立とキリスト教(隅谷三喜男)
解題(武田清子)
年譜(武田清子・小澤浩・岡田典夫編)
參考文獻(武田清子・小澤浩・岡田典夫編)

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可