李白の月  

南 伸坊

一夜を共にした美女の正体は? 耳から出た小人とは? 昔中国でホントにあった不思議な17話を絶妙な漫画とエッセイで描く。
【解説: 夏目房之介 】

李白の月  
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 726円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:み-5-14
  • 刊行日: 2006/04/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-42035-5
  • JANコード:9784480420350
南 伸坊
南 伸坊

ミナミ シンボウ

南 伸坊(みなみ・しんぼう):1947年東京生まれ。東京都立工芸高等学校デザイン科卒業、美学校・木村恒久教場、赤瀬川原平教場に学ぶ。イラストレーター・装丁デザイナー・エッセイスト。雑誌「ガロ」の編集長を経て、フリー。主な著書に『ぼくのコドモ時間』『笑う茶碗』(共にちくま文庫)、『装丁/南伸坊』(フレーベル館)、『ねこはい』(青林工藝舎)、『本人伝説』(文春文庫)、『おじいさんになったね』(海竜社)『くろちゃんとツマと私』(東京書籍)などがある。

この本の内容

ある日突然現われ、一夜を共にした美女の正体は?ある朝、犬が頭巾をかぶって踊ったのは何の前触れか?ある時、同一人物が二人現われた!その人物のその後の運命は?昔、中国で「本当にあった」不可思議な話を絶妙なラインの漫画とエッセイで描く。中国古典文学を元にした奇妙な味わいの物語。文庫版のために未収録作品を追加。全17篇。

この本の目次

李白捉月
北斗の謎
夜の蝶
隠された沓
鏡の人
耳中人
家の怪
へんな顔
巨きな蛤
寒い日
魂の形
星に遇う
落頭民
変貌
花魄
末期の視覚
月下の怪

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