明治探偵冒険小説集 2 ─快楽亭ブラック集

快楽亭 ブラック 著 , 伊藤 秀雄 編集

明治中頃、大人気を博した英国人落語家がいた。彼の得意な西洋人情噺の中からエキゾチックな風俗と独特の語り口が魅力な探偵小説四篇を収録。

明治探偵冒険小説集 2 ─快楽亭ブラック集
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:め-2-2
  • 刊行日: 2005/05/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:496
  • ISBN:4-480-42082-7
  • JANコード:9784480420824

この本の内容

革命で英国に避難していたフランス人貴族が、王政復古で妊娠中の妻を捨てて帰国。失意と貧しさの中で生まれた双子の数奇な運命がドラマティックな「流の暁」。偶然拾った一本の針から殺人事件を解決する「探偵」が魅力の「車中の毒針」。当時流行の幻燈を使い、見事、冤罪をはらす「幻燈」。父殺しの犯人を追い逆に罠にはまる娘とそれを助ける若者。予断を許さぬ展開が面白い「かる業武太郎」。全4編。

この本の目次

流の暁
車中の毒針
幻燈
かる業武太郎

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