明治探偵冒険小説集 4 ─傑作短篇集−露伴から谷崎まで

伊藤 秀雄 編集

明治二十年代に起こった探偵小説ブームを背景に当時の流行作家たちは競うようにミステリ風小説を発表した。その中から珠玉の短篇九作を収録。

明治探偵冒険小説集 4 ─傑作短篇集−露伴から谷崎まで
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:め-2-4
  • 刊行日: 2005/07/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:464
  • ISBN:4-480-42084-3
  • JANコード:9784480420848

この本の内容

木訥そのものの男「ばあどるふ」が頓死した。毒殺か?幸田露伴のミステリ「あやしやな」。少年が出会った遊女は、朝鮮に行く前に行方不明の弟と似た少年に会いたかったのだと語った、国木田独歩「少年の悲哀」。浅草松葉町に隠れ家を得た主人公が出会った謎の女。目隠しをされ逢瀬を続けたが、ついにその正体が知れて…谷崎潤一郎「秘密」。明治を彩る、バラエティに溢れた傑作短篇9編を収録。

この本の目次

あやしやな(幸田露伴)
弁護美人(梅の家かほる)
化物屋敷(丸亭素人)
名人藤九郎
少年の悲哀(国木田独歩)
難船崎の怪(滝沢素水)
汽車中の殺人(三津木春影)
秘密(谷崎潤一郎)
指の秘密(姫山)

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