落語美学

江國 滋

「落語手帖」に続く落語随筆。落語の魅力をさまざまな角度から解析し、そこに流れる庶民の哲学に目を向ける。
【解説: 色川武大 布目英一 】

落語美学
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 858円(税込)
  • Cコード:0176
  • 整理番号:え-13-2
  • 刊行日: 2006/09/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:352
  • ISBN:4-480-42262-5
  • JANコード:9784480422620
江國 滋
江國 滋

エクニ シゲル

1934年東京生まれ。慶応義塾大学卒。随筆家。「週刊新潮」編集部員を経て著述家となる。処女作『落語手帖』以来、大衆芸能論を主軸にして執筆、その後随筆、紀行、評論の分野にて活躍。また、俳句にも親しみ、俳号は「滋酔郎」。1997年没。

この本の内容

落語がひとつの頂点を極めていた昭和30年代に、落語に深く関わった江國滋の『落語手帖』に続く落語随筆。落語の魅力…誇張、リアリティ、場面転換と省略のテクニック、題名の妙味…などをさまざまな角度から解析し、落語に流れる庶民の哲学に目を向ける。また、親交のあった芸人のいかにも「落語的」な様子を描く。現代の落語ファンにとっても、格好の導きとなる一冊。

この本の目次

落語への招待
落語哲学
裸の江戸っ子
芸の人びと
落語断片
落語・連想
新作 人情噺

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