第18回太宰治賞受賞作 
webちくまの人気連載「見ていてあげる」を文庫化にあたり収録

心も体も強く縛られることを欲しながら二人の男との曖昧な情事から抜けられない美緒。その心の果てには……。太宰治賞受賞作。
【解説: 吉村萬壱 】

緊縛
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 定価:本体580円+税
  • Cコード:0193
  • 整理番号:お-53-1
  • 刊行日: 2007/06/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-42336-8
  • JANコード:9784480423368
小川内 初枝
小川内 初枝

オガワウチ ハツエ

1966年、大阪府生まれ。大阪府立大阪女子大学国文学科卒。2002年、「緊縛」にて第十八回太宰治賞受賞。著書に『けもの道』(筑摩書房)、『求愛ダンス』(角川書店)、『恋愛迷子』(光文社)がある。

この本の内容

「わたしを縛って…」心も体も強く縛られることを欲しながらも、二人の男とのアイマイな情事を淡々とくり返す美緒、三十二歳。その日常の果てに彼女の心が向かう先は…。第十八回太宰治賞受賞作。短篇の秀作「見ていてあげる」を併せて収録。

この本の目次

緊縛
見ていてあげる

読者の感想

2012.1.18 ジラウド

二人の男と続いている情事、
まっすぐ向き合うことのない家族、


ペットボトルとタバコで過ごす引きこもりがちの生活、
主人公の曖昧な状態を支配する「寂しさ」は、主体性の欠如によって彼女を「緊縛」しつづけている。
そんな寂しさを妙に身近に感じられるのは、誰もが内包している危うさだからなのかもしれない。
ラスト、主人公が見せる「緊縛」へのわずかな反抗がビビッドな色彩として印象に強く残った。

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