恋するコンピュータ

黒川 伊保子

あなたの相棒になりたい

知性はいつ生まれるのか。情緒はどのように育つのか。コンピュータ研究を通して脳の営みを見つめる、やわらかな思考の冒険。
【解説: 小池昌代 】

恋するコンピュータ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 748円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:く-23-1
  • 刊行日: 2008/08/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-42458-7
  • JANコード:9784480424587
黒川 伊保子
黒川 伊保子

クロカワ イホコ

1959年長野県生まれ。栃木県育ち。奈良女子大学理学部物理学科卒。(株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリにて人工知能(AI)の研究開発に従事した後、コンサルタント会社、民間の研究所を経て、2003年(株)感性リサーチ設立、代表取締役に就任。脳機能論とAIの集大成による語感分析法を開発、マーケティング分野に新境地を開いた、感性分析の第一人者。また、その過程で性、年代によって異なる脳の性質を研究対象とし、日常に寄り添った男女脳論を展開している。倉敷芸術科学大学非常勤講師。日本感性工学会評議員。著書に『恋するコンピュータ』(筑摩書房)、『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』(新潮新書)、『恋愛脳』『夫婦脳』(新潮文庫)、『「しあわせ脳」に育てよう!』(講談社)、『日本語はなぜ美しいのか』(集英社新書)、『いい男は「や行」でねぎらう いい女は「は行」で癒す』(宝島新書)など多数。

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この本の内容

あなたの傍らに寄り添って、あなたと同じ世界を見ている。電子空間を探索しながら、あなたがもっとも必要とする情報を見つけだす。あなたとかろやかに交歓し、ときには悩みを聞いてくれる。分身にして有能なパートナー。そんなコンピュータはいかが?ヒトは情動に刺激を受けて知性の翼を広げ、他者との関係を紡いで情緒を育む。黎明期のエンジニアが、コンピュータとヒトとのきわを探りつつたどる思考の旅、感性の冒険。

この本の目次

恋するコンピュータ
私を見ていて
ものごとを見つめるという技術
ふたたび、恋するコンピュータ
花の音を聴く
脳を刺激する言葉たち
存在を主張する音
音韻の魔法
言葉の奥にあるもの
青い風〔ほか〕

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