荷風さんの戦後
文豪荷風、逝きて五十年
戦後日本という時代に背を向けながらも、自身の生活を記録し続けた永井荷風。その孤高の姿を愛情溢れる筆致で描く傑作評伝。
【解説: 川本三郎 】
高度成長直前の1959(昭和34)年まで戦後を生き抜き、時代には背を向けながらも自身の生活を徹底して記録し続けた文豪永井荷風。「孤立」をものともせず反逆的な生き方を貫いた荷風の晩年を愛情あふれる筆致で描いた傑作評伝。
序 八月十四日のすき焼
第1章 生きる甲斐なきときに―昭和二十年
第2章 断然気に入った街・市川―昭和二十一年
第3章 何事にも馬耳東風なり―昭和二十二年
第4章 まずは浅草の雑踏の中へ―昭和二十三年
第5章 ロック座のストリッパーたちと―昭和二十四〜二十六年
第6章 もはや“女”に未練はなし―昭和二十七〜三十年
第7章 「ぽっくりと死にますぜ」―昭和三十一〜三十四年
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