チェーホフ短篇集

アントン・チェーホフ 著 , 松下 裕 編訳

忘れかけていた愛の断片

恋愛小説、ユーモア小説、社会小説などチェーホフの魅力を堪能できる一冊選集。少年たち/くちづけ/かわいいひと/犬をつれた奥さんなど12篇。

チェーホフ短篇集
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 902円(税込)
  • Cコード:0197
  • 整理番号:ち-5-13
  • 刊行日: 2009/08/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:400
  • ISBN:978-4-480-42617-8
  • JANコード:9784480426178
アントン・チェーホフ
アントン・チェーホフ

チェーホフ,アントン

19世紀末から20世紀初めにかけて活躍したロシアの代表的作家。ロシアの各層の人びとを広く、きめこまかに描いた多彩な小説は、時代を超えて世界中の人びとに愛され、そのドラマやヴォードヴィルは、世界の演劇界で今なお上演されつづけている。「シベリアの旅」「サハリン島」のドキュメント類も名高い。

松下 裕
松下 裕

マツシタ ユタカ

1930年生まれ。早稲田大学ロシア文学科卒業。著書に『チェーホフの光と影』『ロシアの十大作家』ほか、訳書に『チェーホフ全集』全12巻『チェーホフ・ユモレスカ』全3巻、『チェーホフ短篇集』ほか。

この本の内容

ユーモラスな思春期男女の性の芽ばえ、曲折にとむ恋愛や結婚生活に揺れる微妙な心理を描いたチェーホフの魅力あふれる一冊選集。『芝居がはねて』『かわいいひと』『犬をつれた奥さん』など12篇を読みやすい日本語で贈る。

この本の目次

芝居がはねて
少年たち
金のかかるレッスン
くちづけ
国語の教師
アリアードナ
頸にかけたアンナ
中二階のある家―ある画家の話
知人のところで
イオーヌイチ
かわいいひと
犬をつれた奥さん

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