少年たちはなぜ人を殺すのか
「底が抜けた社会」で
生き残る方法
少年たちが、あるいは社会が壊れているのか? 気鋭の社会学者と精神科医が連続対談し、事件の深層に迫る。新たな宮台と香山の対談を附す。
- シリーズ:ちくま文庫
- 946円(税込)
- Cコード:0136
- 整理番号:み-18-5
- 刊行日:
2009/07/08
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:304
- ISBN:978-4-480-42624-6
- JANコード:9784480426246
- 在庫 ×
神戸・酒鬼薔薇事件、佐賀・バスジャック事件、愛知・主婦刺殺事件…1990年前後に相次いだ少年の殺人事件を受け、社会学者の宮台真司と精神科医の香山リカが連続対談した一冊。「少年たちの動機を探しても無意味であり、人を殺すことの敷居が低くなっている」その社会的背景を分析しようとする宮台と、臨床家の立場から少年たちの気持ちに寄り添おうとする香山の掛け合いにより、一連の事件の深層に迫っていく。新たな宮台と香山の対談を附す。
第1章 人と物の区別がつかない少年たち
第2章 少年たちの「理由なき殺人」
第3章 テレビゲームと少年事件
第4章 マスメディアの幻想性
第5章 「底が抜けた」状態にどう対応するのか―映画『ユリイカ』青山真治監督を迎えて
第6章 「脱社会的存在」と精神病理
第7章 重罰化の前になされるべきこと
文庫版のための対談 宮台真司VS香山リカ
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