ねにもつタイプ

岸本 佐知子

何となく気になることにこだわる、ねにもつ。思索、奇想、妄想とはばたく脳内ワールドをリズミカルな名文でつづるショートショート。

ねにもつタイプ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 682円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:き-30-1
  • 刊行日: 2010/01/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-42673-4
  • JANコード:9784480426734
岸本 佐知子
岸本 佐知子

キシモト サチコ

神奈川県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。翻訳家・エッセイスト。主な訳書にミランダ・ジュライ『最初の悪い男』、ニコルソン・ベイカー『中二階』、ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』、リディア・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、ジョージ・ソーンダーズ『十二月の十日』、ショーン・タン『セミ』、ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』、アリ・スミス『五月 その他の短篇』など。編訳書に『変愛小説集』、『楽しい夜』、『コドモノセカイ』など。著書に『気になる部分』、『ねにもつタイプ』(講談社エッセイ賞)、『なんらかの事情』、『死ぬまでに行きたい海』など。

この本の内容

コアラの鼻の材質。郵便局での決闘。ちょんまげの起源。新たなるオリンピック競技の提案。「ホッホグルグル」の謎。パン屋さんとの文通。矢吹ジョーの口から出るものの正体。「猫マッサージ屋」開業の野望。バンドエイドとの正しい闘い方―。奇想、妄想たくましく、リズミカルな名文で綴るエッセイ集。読んでも一ミクロンの役にも立たず、教養もいっさい増えないこと請け合いです。

この本の目次

ニグのこと
マシン
星人
馬鹿と高いところ
じんかん
△△山の思い出
ゾンビ町の顛末
郵便局にて
ぜっこうまる
ニュー・ビジネス〔ほか〕

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