トヨタの闇
アメリカのトヨタ車問題は
予言されていた
超巨大企業を支える
過酷な現場
アメリカのトヨタ車問題は長期化が避けられない。日本を代表する超巨大企業に何が起きていたのか。知られざる現場の真相を抉り出す。
- シリーズ:ちくま文庫
- 770円(税込)
- Cコード:0136
- 整理番号:わ-9-1
- 刊行日:
2010/05/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:320
- ISBN:978-4-480-42717-5
- JANコード:9784480427175
- 在庫 ×
巨額の広告宣伝費によって、マスコミによるトヨタ批判は事実上、封じられてきた。だがその裏では、従業員は賃金のつかない数々の“自主活動”によって苛酷な労働を強いられ、過労死や自殺が続発している。社員の命を軽視する会社は消費者の命も軽視する。長期化するアメリカでのリコール問題の原型は、すでに国内にもあった。日本を代表する超巨大企業で何が起きていたのか。知られざる現場の真実を抉り出す。
はじめに―トヨタは本当に優良企業なのか(渡邉正裕)
第1章 トヨタの本質はなぜ報じられないか―広告料日本一の圧力
第2章 トヨタの社員は幸せか―職場環境の実態
第3章 トヨタ車の性能は高いのか―実は欠陥車率99・9%
第4章 下請け社員を苦しめていないか―「自動車絶望工場のトヨタ下請け
第5章 世界での評判―広がる反トヨタ・キャンペーン
第6章 やっぱり大問題を起こしたトヨタ―今回も反省なし
おわりに―『破滅へと向かう旧日本軍』にならないために(林克明)
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