私の小裂たち
織物を始めた頃から貼りためた
染めて織った布の端裂たち。
染織家・志村ふくみが、半世紀以上前から染めて織った布の端裂を貼りためたものと、仕事への思いあふれる文章で綴る、色と織の見本帳。
織物をはじめた頃から、染めて織った布の端裂を、貼りためておいた著者の『小裂帖』。本にすることは「まるで長らく書き溜めた日記を公表してしまうような逡巡を覚える」。そこから選んだ小裂たちと、色、糸、織、仕事への、思いあふれる文章で綴る。草木から絶妙の加減で抽出し、絹糸に吸わせた色の鮮やかさ、織の妙味を、製版・印刷技術の粋をもって再現。日本の色と織の見本帳とも言える一冊。
母と小裂の思い出
自然現象を織りこむ―暈し
蘇芳
紅花、茜
藍、緑
伝えるということ
色―言葉では最も表現しにくいもの
アルカイックな織物
春の野草
紅花の再発見
玉葱
紫の象徴〔ほか〕
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可