身近な虫たちの華麗な生きかた

稲垣 栄洋 著 , 小堀 文彦

虫だっていつか美しく
羽ばたくことを夢みている

地べたを這いながらも、いつか華麗に変身することを夢見てしたたかに生きる身近な虫たちを紹介する。精緻で美しいイラスト多数。
【解説: 小池昌代 】

身近な虫たちの華麗な生きかた
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 770円(税込)
  • Cコード:0145
  • 整理番号:い-71-3
  • 刊行日: 2013/03/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-42914-8
  • JANコード:9784480429148
稲垣 栄洋
稲垣 栄洋

イナガキ ヒデヒロ

稲垣 栄洋(いながき・ひでひろ):1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。専攻は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所等を経て、静岡大学大学院教授。農業研究に携わるかたわら、雑草や昆虫など身近な生き物に関する著述や講演を行っている。『植物はなぜ動かないのか』『雑草はなぜそこに生えているのか』『はずれものが進化を作る』(以上ちくまプリマー新書)『身近な雑草の愉快な生きかた』『身近な野菜のなるほど観察記』『身近な虫たちの華麗な生きかた』(以上ちくま文庫)他著書多数。

この本の内容

「虫」というと、チョウやトンボやテントウムシのようにデザイン化されたり歌に歌われたりする愛らしい虫たちもいるが、日々地べたを這いずり回りながら地味に生きている虫たちの方が圧倒的に多い。しかし彼らもいつか華麗に飛び立つことを夢見て、必死に、そしてしたたかに生きている。その姿を精密で美しいイラストとともに紹介する。

この本の目次

ミツバチ―働き者は、おばあさん
アゲハチョウ―美しく舞う策略家
ジャコウアゲハ―毒を食らわば皿まで
モンシロチョウ―紋は黒いのに紋白蝶?
ナナホシテントウ―カラフルな水玉の謎
ニジュウヤホシテントウ―草食系は嫌われる?
イエバエ―ハエが手をする理由
ウンカ―武将の怨念
アメンボ―忍者もかなわない
ゲンジボタル―ホタルの光は何のため?〔ほか〕

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