すっぴんは事件か?

姫野 カオルコ

「えっ!そうだったのか」エッセイ

女性用エロ本におけるオカズ職業は? 本当の小悪魔とはどんなオンナか? 世間にはびこる甘ったれた「常識」をほじくり鉄槌を下すエッセイ集。

すっぴんは事件か?
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 770円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:ひ-20-1
  • 刊行日: 2012/09/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-42968-1
  • JANコード:9784480429681
姫野 カオルコ
姫野 カオルコ

ヒメノ カオルコ

1958年滋賀県生まれ。小説家。姫野嘉兵衛(ひめの・かおるこ)という別表記も有り。1990年に単行本『ひと呼んでミツコ』でデビュー。独特の筆致と幅広い作風で特異な位置に立つ。読者層は男女同数。1997年『受難』が第117回直木賞候補、2002年『よるねこ』収録の「探偵物語」が日本推理作家協会の『ザ・ベストミステリーズ』、2004年『ツ、イ、ラ、ク』が第130回直木賞候補、2006年『ハルカ・エイティ』が第134回直木賞候補、2010年『リアル・シンデレラ』が第143回直木賞候補になったほか、『終業式』『整形美女』等の小説作品、『ああ、懐かしの少女漫画』『初体験物語』等のエッセイも多数。

この本の内容

「すっぴん」を重視しすぎでは?小悪魔って本当はどんな女?女性用エロ本と男性用エロ本の大きな差は?飲食店ではジャズさえ流しておけばいいの?ファンデが肌を汚く見せてませんか?―ついつい流してしまいがちな、世間にはびこる“常識”。そこに「ちょっと待った」をかける仕分けエッセイ。

この本の目次

第1章 いつも危険日―男と女のウソホント(♂♀の定番メニュー
男と女はアソコが違う
エロ本の男女差
秘密のスーツ萌え
バスト!バスト!バスト!
ダイエットしている訳じゃない?)
第2章 媚びれ!―ウケる見かけの落とし穴(だからあなたもヤリ抜いて
すっぴんは事件か?
究極の勝ち☆メイク
ホンモノの小悪魔
○○○さん似の美人
エエッ!こんな人がイケてるって?)
第3章 いかがなものか―行き場のないクレーム(ジャズをかけるな
文庫を先にしてみては?
いっそ理想の文芸誌
怠慢大賞総ナメ
これでいいのだ―ベニスの夏の日)

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