地図を探偵する

今尾 恵介

地形図から「今」が見える
「昔」が見える
「風景」が見える

二万五千分の一の地形図を友として旧街道や廃線跡、飛び地を探偵さながら訪ね歩く。地図をこよなく愛する著者による地図の愉しみ方。
【解説: 内山郁夫 】

地図を探偵する
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 814円(税込)
  • Cコード:0125
  • 整理番号:い-72-3
  • 刊行日: 2012/09/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:288
  • ISBN:978-4-480-42981-0
  • JANコード:9784480429810
今尾 恵介
今尾 恵介

イマオ ケイスケ

今尾 恵介(いまお・けいすけ):1959年横浜市生まれ。地図研究家、エッセイスト、フリーライター。中学生の頃から国土地理院の地形図に親しみ、時刻表を愛読する。音楽出版社勤務を経てフリーライターとして独立、イラストマップ作成や地図・鉄道関連の著作に携わってきた。著書に『日本の地名おもしろ探訪記』『日本地図のたのしみ』『ふしぎ地名巡り』(ちくま文庫)、『地名の楽しみ』(ちくまプリマー新書)ほか多数。

この本の内容

地図にこんな愉しみ方があったなんて…。二万五千分の一の地形図を友として、旧街道や廃線跡、東京23区の飛び地やはては近所のマンションを、探偵さながら訪ね歩く。そこで見つけた小さな事実は、本来の地図の役目を大きく超える(はずれる)楽しい発見となる―。地図に魅せられ、地図を愛してやまない著者が、あっと驚く地図の見方を伝授する。

この本の目次

1 地図を歩く(〆切バス停探訪記
歌志内線廃線紀行
下総行徳・成田街道炎暑逍遥
能美線廃線紀行)
2 地図を読む(鉄道の記号
鉄道記号のお国ぶり
東京タワーは地形図でどう表現されるか
地図でホワイトハウスを観察する
番地はどう並んでいるか)
3 地図を眺める(消えていった銀座の町名
埼玉県に東京都二三区の飛地がある!
人口の山あれこれ
マンション名に昔の地名を探る
地形図にみる「工事」)
4 地図が気になる(等高線、そのゲジゲジ的なるもの
地図の地形表現あれこれ
私案・国土地理院地形図改造計画)

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