「紙の本」はかく語りき

古田 博司

広く、深く、読み解け!

歴史の残骸のように眠る本の山。その中から現在を生きる糧は見つけ出せるのか? 古今東西の様々なジャンルの本を縦横無尽に読み解いてゆく。

「紙の本」はかく語りき
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 968円(税込)
  • Cコード:0100
  • 整理番号:ふ-26-2
  • 刊行日: 2013/01/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:320
  • ISBN:978-4-480-43016-8
  • JANコード:9784480430168
古田 博司
古田 博司

フルタ ヒロシ

1953年生まれ。筑波大学人文社会系教授。専門は政治思想・東アジア政治思想・北朝鮮政治・韓国社会論。著書に『朝鮮民族を読み解く』(ちくま学芸文庫)、『日本文明圏の覚醒』(筑摩書房)、『「紙の本」はかく語りき』(ちくま文庫)、『東アジア・イデオロギーを超えて』(新書館)など。

この本の内容

図書館に眠る書物の残骸。書店に氾濫する新刊書の群れ。その玉石混交の中から、「ポストモダン」の現代を生きぬく本を掬い出す。希代の本読みが、毒舌さわやか、愛情まったりと、埋もれた歴史書から最近のベストセラーまで、古今東西、ジャンルを超えて自由自在に泳ぎまくり、いつしか本の墓場は、豊饒な本の海へと変貌する。PR誌「ちくま」連載「珍本通読」に加筆した文庫オリジナル。

この本の目次

第1章 変配の章(ポストモダンの読書の楽しみ方
女流作家たち ほか)
第2章 直観の章(モダンの終焉
美人伝の時代 ほか)
第3章 世界化の章(歴史の中に「世界化」の意味を探る
中華・グローバリゼーション ほか)
第4章 壊造の章(白日性の時代を生きる
超越論への懐疑 ほか)

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