そば打ちの哲学
打って、食べて、考える。
そばを打ち、食すとき、知性と身体と感覚は交錯し、人生の風景が映し出される――この魅惑的な世界を楽しむためのユニークな入門書。
【解説: 四方洋 】
- シリーズ:ちくま文庫
- 858円(税込)
- Cコード:0177
- 整理番号:い-78-1
- 刊行日:
2013/04/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:288
- ISBN:978-4-480-43047-2
- JANコード:9784480430472
- 在庫 ×
「哲学」と「そば打ち」、互いに広い間口を持つこのふたつが交わるとき、そこにはどんな世界が広がっているのか。―自分で種を播き、粉をひいて打つ、茹でる、そして食べる。まことに単純だが、決して容易でないそば打ちの極意を伝授し、愉楽を説く。知性と身体と感覚が交錯し、人生の風景を映し、出会いと別れの場所となる―この魅惑的な食物の世界を深く楽しみたい人のためのユニークな入門書。
第1章 そばとのダイアローグ(そばを打つ―リズムの世界
そばつゆを仕込む―ハーモニーの世界
自分で粉を挽く―石臼のおもしろさ
趣味としてのそば)
第2部 そば十景(借景のなか
地図にない里
そば往生
旬の音
日本のお家芸 ほか)
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