どこに転がっていくの、林檎ちゃん

レオ・ペルッツ 著 , 垂野 創一郎 翻訳

元オーストリア陸軍少尉ヴィトーリンは、捕虜収容所での屈辱を晴らそうと革命後のロシアへ舞い戻る。仇の司令官セリュコフを追う壮大な冒険の物語。

どこに転がっていくの、林檎ちゃん
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0197
  • 整理番号:へ-13-2
  • 刊行日: 2018/12/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:336
  • ISBN:978-4-480-43557-6
  • JANコード:9784480435576
レオ・ペルッツ
レオ・ペルッツ

ペルッツ,レオ

1882年プラハ生まれ、ウィーンで活躍したユダヤ系作家。『第三の魔弾』(1915)、『ボリバル侯爵』(20)、『最後の審判の巨匠』(23)、『スウェーデンの騎士』(36)など、幻想的な歴史小説や冒険小説で全欧的な人気を博した。1938年、ナチス・ドイツのオーストリア併合によりパレスティナへ亡命。戦後の代表作に『夜毎に石の橋の下で』(53)がある。1957年没。

垂野 創一郎
垂野 創一郎

タルノ ソウイチロウ

1958年、香川県生まれ。翻訳家。訳書にレオ・ペルッツ『夜毎に石の橋の下で』『ボリバル侯爵』『スウェーデンの騎士』『聖ペテロの雪』(以上国書刊行会)、『アンチクリストの誕生』(ちくま文庫)、グスタフ・マイリンク『ワルプルギスの夜』(国書刊行会)などがある。

この本の内容

元オーストリア陸軍少尉ヴィトーリンは、大戦中に捕虜収容所の司令官セリュコフに受けた屈辱が忘れられず、復讐のためロシアへと舞い戻った。革命後の混乱のなか、姿を消した仇敵を探して旅を続けるヴィトーリン。ロシアとヨーロッパを股にかけた壮大な追跡行の果てに彼を待っていたものとは…。冒険に次ぐ冒険、若き日のイアン・フレミングが「天才的」作品と絶賛した、レオ・ペルッツの傑作。

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