ゴシック文学入門

東 雅夫 編集

江戸川乱歩、小泉八雲、平井呈一、日夏耿之介、澁澤龍彦、種村季弘――。「ゴシック文学」の世界へ飛び込むための厳選評論アンソロジーが誕生!

ゴシック文学入門
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:ひ-21-10
  • 刊行日: 2020/09/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:320
  • ISBN:978-4-480-43694-8
  • JANコード:9784480436948
東 雅夫
東 雅夫

ヒガシ マサオ

1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。「幻想文学」「幽」編集長を歴任。ちくま文庫「文豪怪談傑作選」シリーズはじめ編纂・監修書多数。著書に『遠野物語と怪談の時代』(日本推理作家協会賞受賞)『百物語の怪談史』『文豪たちの怪談ライブ』、編纂書に「ゴシック文学入門」「ゴシック文学神髄」「文豪ノ怪談ジュニア・セレクション」「平成怪奇小説傑作集」「赤江瀑アラベスク」の各シリーズ、監修書に「怪談えほん」シリーズなどがある。

著者に関する情報

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この本の内容

ゴシック文学の世界に参入するための、かつてない入門書、ここに誕生!幻想文学のエキスパートたる日本の文豪・学匠たちが、泰西ゴシックの魅惑を達意の筆で解き明かすエッセイと論考14篇を収録。

この本の目次

「幽霊塔」の思い出(江戸川乱歩)
「モンク・ルイス」と恐怖怪奇派(小泉八雲)
恐怖美考(種村季弘)
ゴシックの炎(紀田順一郎)
バベルの塔の隠遁者(澁澤龍彦)
狂気の揺籃―「ヴァテック」頌(塚本邦雄)
信天翁と大鴉と鳩(日夏耿之介)
眼のゴシック(八木敏雄)
黒猫の恐怖(富士川義之)
嗜屍と永生(平井呈一)
『死妖姫』解説(野町二)
獄舎のユートピア(前田愛)
『高野聖』の比較文学的考察(日夏耿之介)
人外(高原英理)

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