国際貢献のウソ

伊勢崎 賢治

国際NGO・国連・政府を30年渡り歩いて痛感した「国際貢献」の美名のもとのウソやデタラメとは。思い込みを解いて現実を知り、国際情勢を判断する力をつけよう。

国際貢献のウソ
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 990円(税込)
  • Cコード:0231
  • 整理番号:143
  • 刊行日: 2010/08/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-68847-7
  • JANコード:9784480688477
伊勢崎 賢治
伊勢崎 賢治

イセザキ ケンジ

1957年東京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了(都市計画・建築)。インド留学中、スラム住民の居住権獲得運動に携わる。国際NGOに身を置きアフリカ各地で活動後、東チモール、シエラレオネ、アフガニスタンで武装解除を指揮してきた。現在、東京外国語大学大学院教授。著書に、『NGOとは何か』『東チモール県知事日記』(以上、藤原書店)、『武装解除』(講談社現代新書)、『自衛隊の国際貢献は憲法九条で』(かもがわ出版)、『さよなら紛争』(河出書房新社)、『伊勢崎賢治の平和構築ゼミ』(大月書店)など多数。

この本の内容

国際NGO、国連、日本政府を30年渡り歩いて痛感した、「国際貢献」の美名のもとのウソやデタラメとは。武装解除のプロが、国際情勢のリアルを縦横無尽に語り、日本だからこそできる国際協力のカタチを考える。

この本の目次

第1章 NGOという貧困ビジネス(NGOの三角構造
国際NGOとはなにか ほか)
第2章 国際協力ボランティアという隠れ蓑(国際協力ボランティアの聖域化
安価な労働力としての、国連ボランティア ほか)
第3章 国連というジレンマ(国連という官僚組織
「内政不干渉の原則」か、「保護する責任」か ほか)
第4章 ODAという無担保ローン(ODA額は多いほどいいのか?
「有償援助」の何が問題なのか ほか)
第5章 自衛隊と憲法九条(「抑止力」に振り回される軍隊
非武装自衛隊の可能性 ほか)

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