大岡昇平全集 3 ─小説2

大岡 昇平 著 , 大江 健三郎 編集 , 菅野 昭正 編集

大岡昇平全集 3 ─小説2
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 8,543円(税込)
  • Cコード:0393
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1994/11/21
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:A5判
  • ページ数:724
  • ISBN:4-480-70263-6
  • JANコード:9784480702630
大岡 昇平
大岡 昇平

オオオカ ショウヘイ

1909年東京生まれ。1988年に没す。京都大学仏文科卒業。作家。小説に『俘虜記』『野火』『武蔵野夫人』『花影』『幼年』『少年』、戦記文学に『レイテ戦記』、評論エッセイに『中原中也』『わがスタンダール』『証言その時々』などがある。

大江 健三郎
大江 健三郎

オオエ ケンザブロウ

1935年生まれ。作家。94年ノーベル文学賞受賞。伊丹万作の長男、映画監督の故伊丹十三は義兄にあたる。作品に『個人的な体験』『燃えあがる緑の木』『水死』など多数。

菅野 昭正
菅野 昭正

カンノ アキマサ

1930年、横浜生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒業。東京大学教授、白百合女子大学教授を経て、現在は世田谷文学館館長、日本芸術院会員。著書に『ステファヌ・マラルメ』(読売文学賞)、『変容する文学の中で 文芸時評』(全3巻)など。訳書に、クンデラ『不滅』、ル・クレジオ『アフリカのひと』など、多数。

この本の内容

戦後文学を代表する作家の決定版全集。極限的飢餓の果てに人肉食に至る生の彷徨を描いて人間精神の限界を追求した戦争文学の傑作『野火』、荒廃する戦後社会を背景に大学教授夫人と復員青年の不倫を描いた恋愛小説の傑作『武蔵野夫人』のほかに1950〜1960年の短篇を収録。

この本の目次

野火
野火〔初出導入部〕
武蔵野夫人
わが復員
愉快な連中
神経さん
再会

帰郷
女相続人


来宮心中
一寸法師後日譚
動物

停電の夜
清姫
振分け髪
沼津
釣狐
車坂
逆杉
黒髪

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可