太宰治賞2012

筑摩書房編集部 編集

受賞作「うつぶし」

受賞作「うつぶし」(隼見果奈)と最終候補作をすべて収録。他に選評(加藤典洋、荒川洋治、小川洋子、三浦しをん)と受賞者の言葉などを掲載。

太宰治賞2012
  • シリーズ:単行本
  • 1,100円(税込)
  • Cコード:0093
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2012/06/15
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:A5判
  • ページ数:320
  • ISBN:978-4-480-80441-9
  • JANコード:9784480804419

この本の目次

第二十八回太宰治賞受賞作(うつぶし(隼見果奈))
第二十八回太宰治賞最終候補作(唾棄しめる(真木由紹)
ニカライチの小鳥(福岡俊也)
成長の儀式(向日一日))

読者の感想

2012.9.30 dindi

この2012年号はとてもお得でした。みんな作風が違って尚且つ面白かったです。選考委員の方々の選評も載っており、そんな風にも読めるのかと思うこと度々でした。
福岡俊也さんのような作品を読んだ事が無かったので良い意味で少々面食らいました。理解深めるためにもう一回読んでみます。

真木由紹さんの作品は筆力に唖然としながら読み進めま
した。ポン・ジュノ監督がTVで言っていた「人が忘れられないような1シーンを作っていきたい」という言葉を思い出してしまうような1フレーズが多々在りました。熱量にびっくりです。soulful ww!

2012.8.23 まっしー

毎年太宰治賞の作品はチェックしていますが、今年は例年に増して読み応えがあったような気がします。どの作品も個性的で、良き意味で体力を使って読ませて頂きました(笑)

個人的には、真木由紹さんの「唾棄しめる」という作品が妙に心に残りました。川俣という登場人物がいい味をだしていて、ツボにはまってしまいました。笑!もっと多くの人に読んでもらいたい作品です。それにしても、主人公は冷めていながら熱いです。

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