赤瓦の家 ─朝鮮から来た従軍慰安婦

川田 文子

占領下朝鮮で生きられず、慰安婦として戦下の沖縄へ流れ、九死に一生をえながら戦後も祖国に帰らず、性をひさいで生きざるを得なかった女性の心奥に迫る力作。

赤瓦の家 ─朝鮮から来た従軍慰安婦
  • シリーズ:単行本
  • 1,644円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1987/02/27
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:272
  • ISBN:4-480-81235-0
  • JANコード:9784480812353

この本の内容

沖縄のサトウキビ畑の片隅に、人目をさけてひっそりと暮らす朝鮮人女性―彼女を取材する中で、祖国を捨て、性をひさいで生きざるを得なかった、朝鮮人女性の悲劇と日本国家の無責任が明らかにされてゆく。長篇ノンフィクション。

この本の目次

第1章 ポンギさんの放浪(出会い
少女時代
興南から沖縄へ
赤瓦の家
戦争
皇軍の地下足袋
渡嘉敷へ)
第2章 三つの島の慰安所(渡嘉敷島
座間味島
阿嘉島)
第3章 新礼院へ

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