日本人の死生観

立川 昭二

日本人は生と死をどのように考えてきたか。花の下にて死にたいと願った西行から、その時をやすらいの境地で待ち望んだ良寛まで、十二人の先人の《死》に学ぶ。

日本人の死生観
  • シリーズ:単行本
  • 1,980円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1998/06/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:264
  • ISBN:4-480-81605-4
  • JANコード:9784480816054
立川 昭二
立川 昭二

タツカワ ショウジ

1927−2017。東京生まれ。早稲田大学文学部史学科卒業。1966−97年、北里大学教授。後に同大学名誉教授。主に文化史、生活史の視座から病気、医療、死を考察した。1980年『死の風景』でサントリー学芸賞受賞。著書:『日本人の病歴』、『病いと人間の文化史』、『明治医事往来』、『いのちの文化史』、『生と死の現在』、『養生訓に学ぶ』、『生死のあわい』他多数。

この本の内容

日本人は生と死をどのように考えてきたか。日本人の死生観を代表的な古典の中にたどり、先人たちの生き方死に方にもふれながら、日本人の心性の基層に今日も生きている死生観を現代に生きる私たち自身の問題として考える。

この本の目次

花のしたにて―西行
憂へ悲しむ―鴨長明
たゞ今の一念―吉田兼好
旅を栖とす―松尾芭蕉
老いの楽しみ―井原西鶴
魂離れぬ―近松門左衛門
気をめぐらす―貝原益軒
足るを知る―神沢杜口
闇はながれて―千代女
あなた任せ―小林一茶
天地に恥る―滝沢馬琴
時をし待たむ―良寛

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