江戸 老いの文化

立川 昭二

江戸時代は老いが尊くみられた時代だった。老年を楽しく<<楽に>>生きるため江戸人がつくりあげた養生とはいかなる文化だったのか。病いとどのようにつきあったのか。

江戸 老いの文化
  • シリーズ:単行本
  • 1,980円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1996/06/13
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:290
  • ISBN:4-480-81801-4
  • JANコード:9784480818010
立川 昭二
立川 昭二

タツカワ ショウジ

1927−2017。東京生まれ。早稲田大学文学部史学科卒業。1966−97年、北里大学教授。後に同大学名誉教授。主に文化史、生活史の視座から病気、医療、死を考察した。1980年『死の風景』でサントリー学芸賞受賞。著書:『日本人の病歴』、『病いと人間の文化史』、『明治医事往来』、『いのちの文化史』、『生と死の現在』、『養生訓に学ぶ』、『生死のあわい』他多数。

この本の内容

限られた一生を生きるために楽しみこそ老後にとっておく。江戸人の目標は楽に生きるいい老入であった。老いを楽しむために江戸人がつくりあげた養生とはいかなる文化だったのか。病いとはどのようにつきあったのか。

この本の目次

老いの文化(老いを生きる
家と世間と
老いを養う
「いき」な老人 ほか)
養生の文化(「養生」の時代
生を養う「時」
いま、『養生訓』に学ぶ)
癒しの文化(元禄人のカルテ
江戸のくすり屋
隠れた治癒力)

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