三人称の発見まで

野口 武彦 著

日本文学史上の「近代」はいかに用意されたか――作者論、物語論、言語学などの知見を駆使して、「人称」「語り」の面から文学の近代に光を当てる画期的文学論。

三人称の発見まで
  • シリーズ:単行本
  • 2,883円(税込)
  • Cコード:1095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1994/06/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:280
  • ISBN:4-480-82311-5
  • JANコード:9784480823113
野口 武彦
野口 武彦

ノグチ タケヒコ

1937年生まれ。元神戸大学教授。近世文学・近世思想史を専攻し、現在は文芸評論家。文学と歴史の境界領域を探る。『江戸の歴史家』『安政江戸地震』（ちくま学芸文庫）、『幕末バトル・ロワイヤル』（新潮新書）、『幕末歩兵隊』『長州戦争』（中公新書）、『近代日本の詩と史実』（中央公論新社）、『江戸は燃えているか』（文藝春秋）、『幕末気分』（講談社文庫）など著書多数。

この本の内容

作者論、物語論、言語学などの知見を駆使して、日本文学史上の「近代」に「人称」「語り」の面から光を当てる画期的文学論。

この本の目次

第１章　語りと人称
第２章　作者と人称
第３章　散文と人称
第４章　思想と人称
第５章　洋学と人称
第６章　言文一致と人称
第７章　「た」と人称

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