立原道造 (新装版)
光あふれる午前を夢見ながら早い死を迎えた若い詩人の深い闇を透視する卓抜な詩人論
立原道造がうたった「愛」や「しあはせ」の背後には、なぜ死のにおいや滅びの予感が漂っているのか。詩人の深い闇を透視し、戦慄的なまでに澄みわたる詩の謎を問う。
- シリーズ:単行本
- 2,640円(税込)
- Cコード:0092
- 整理番号:
- 刊行日:
2006/11/06
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:B6判
- ページ数:280
- ISBN:4-480-82359-X
- JANコード:9784480823595
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- 『立原道造全集』特別ページへ
明るく澄んだソネットのなかで、立原道造がうたった「愛」や「しあはせ」の背後には、なぜ、死のにおいや滅びの予感が漂っているのか―ことばの鏡に映し出された生と死の戯れを観察し、存在論的な翳りを宿した詩人の精神の軌跡を苛酷な最後まで見つめて、戦慄的なまでに澄みわたる詩の成立の謎を問う。
1 ことばへの歩み
2 若い歌人
3 物語の成立
4 美しい村
5 中間者の歎き
6 どこへ?
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