第三世界との対決 ─アメリカ対外戦略の論理と行動

ガブリエル・コルコ

湾岸戦争は必然的帰結だった――国際政治の歴史的転換点に立ちながら、戦後から今日までのアメリカの第三世界外交政策を分析、重要な警告と貴重な示唆に富む書。

第三世界との対決 ─アメリカ対外戦略の論理と行動
  • シリーズ:単行本
  • 5,126円(税込)
  • Cコード:1022
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1992/01/20
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:384
  • ISBN:4-480-85606-4
  • JANコード:9784480856067

この本の内容

アメリカはなぜ第三世界で失敗したか。湾岸戦争のような軍事介入をアメリカが起こすことを、豊富な資料・データ・証言に基づく分析が的確に“予言”。アメリカの覇権の追求はまだ終わらないのか―。激動する国際政治を予測するための重要な警告と貴重な示唆。

この本の目次

アメリカ外交の将来
1 アメリカ第3世界政策の基礎(戦時の構想
ヨーロッパ優先の論理と行動―アフリカから南アジアまで
激動するアジアとの対立
ラテンアメリカ―民族主義の挑戦
戦後楽観主義の終焉)
2 朝鮮戦争と新戦略の模策(朝鮮戦争―第3世界戦略の再検討
アメリカン・システムとアジア
中東―協力から支配へ
ラテンアメリカ―覇権への挑戦
アフリカとヨーロッパ体制
第3世界戦略の制度的基礎)
3 民主党と第3世界(激動する世界と民主党政権
ラテンアメリカの挑戦
東南アジア―もうひとつの挑戦
サハラ以南のアフリカ)
4 慢性的危機の時代(ニクソン政権と第3世界との対立
ラテンアメリカ―改革の限界
中東―長期的危機へ
変貌する世界経済とアメリカ
沸騰するアフリカ
フィリピン―革命の創造
イランとアメリカン・パワーの衰退
中米の混乱)

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