二・二六事件の幻影 ─戦後大衆文化とファシズムへの欲望
「昭和維新」の戦後とは?
「平成維新」が喧伝される今、
「情熱」への陶酔を問い直す
二・二六事件は戦後、映画や小説の題材となってきた。我々は一体何に魅了されてきたのか?「平成維新」が喧伝される今、「情熱」への陶酔を問い直す、渾身作!
- シリーズ:単行本
- 2,420円(税込)
- Cコード:0036
- 整理番号:
- 刊行日:
2013/03/21
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:320
- ISBN:978-4-480-85803-0
- JANコード:9784480858030
- 在庫 ×
最大の「維新」運動にして、軍部による政治介入の契機となった二・二六事件。戦後それは、幾度となく映画や小説の題材となってきた。一体われわれは、二・二六事件の青年将校に何を求めたのか?「平成維新」が喧伝される今、「情熱」への陶酔を問い直す、渾身作。
序章 「昭和維新」のメディア論
第1章 「純粋」「正義」への違和―占領終結前後
第2章 陶酔の萌芽と躊躇い―一九六〇年前後
第3章 「純愛」と「勇壮」の拮抗―大学紛争の時代
第4章 「純粋さ」への耽溺―飽食の時代
終章 戦後メディア文化のなかの「ファシズム」―転換点としての「1968」
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可