英語は女を救うのか

北村 文

それは「幸せ」への扉!?

英語に憧れる女性は少なくない。英語力を活かして仕事をする女性も多い。ならば英語は女を「救う」のか? 女性たちの声に深く耳を傾け、その現実に迫る。

英語は女を救うのか
  • シリーズ:単行本
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0036
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2011/02/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-86410-9
  • JANコード:9784480864109
北村 文
北村 文

キタムラ アヤ

1976年滋賀県生まれ。東京大学大学院・ハワイ大学大学院を経て現在、明治学院大学専任講師。専門はジェンダー論、相互行為論、アイデンティティ論。著書に『日本女性はどこにいるのか』(勁草書房)、『合コンの社会学』(阿部真大との共著、光文社新書)などがある。

この本の内容

英語ができたなら…。そう願う人は少なくない。留学したり英会話スクールに通ったりして英語を身につけ、仕事にそれを活かす女性も多い。憧れをかたちにした後、どんな世界が見えたのか?その現実に迫る。

この本の目次

第1章 英語と女(「英語について話す」ということ
比喩の数かず
救われる、救われない
比喩からこぼれ落ちるもの
「英語を話す」から「英語を語る」へ)
第2章 英語は女をつなぐのか(教える女、学ぶ女
からまりあう、ふたつの軸
出会っているようで出会っていない
厚いヴェールの向こうに)
第3章 女が英語を仕事にするということ(英語という仕事
女たちの隔たり
断絶のあちら側
隠された事実)
第4章 女が英語と生きるということ(女性間の格差と断絶
英語への迷い
「私、何をしてるんだろう」という嘆息
結びつけるはずの女たち)
第5章 混在するおもい、混在するめぐみ(問いを問う
(使い勝手の悪い)ツール
(長くは続かない)エンパワーメント
誰が誰を「救う」のか
混在するめぐみのなかで)

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