性風俗50年 ─わたしと昭和のエロ事師たち
エロ雑誌、性具、パンパン宿、ゲイバー、夫婦交換など、戦後日本の性風俗を作り出した達人たち。戦争の傷を負い、高度経済成長の陰に咲いたエロの花々を描く。
戦争、オリンピック、バブル…。されどエロの日々。性風俗研究家が出会った、戦後性相史に残る傑物たち。
1 戦後性風俗の傑物たち(戦争体験から生まれたSM雑誌
戦争と張り形
焼野原のパンパン宿
テキヤ稼業の旅の空で
愚連隊という戦後派
夫婦交換の環を広げた人
ゲイバー文化の始まり
究極の解放はスワッピング)
2 風俗ライターは見た(巷に生きる女たち
風俗取材ノートから
同時代史の資料をさがして)
3 むかし戦争があった(母のパニック
昭和一六年のこと
中国戦線のこと
飢餓地獄
戦記について)
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