小津安二郎物語 ─リュミエール叢書 1

厚田 雄春 著 , 蓮實 重彦

トーキー以後のほぼすべての小津作品の撮影を手がけた厚田雄春が、道化の精神と反骨の気概にあふれた語り口で キャメラ番 として歩んだ半世紀を回想する。

小津安二郎物語 ─リュミエール叢書 1
  • シリーズ:単行本
  • 3,080円(税込)
  • Cコード:0074
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1989/06/14
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:A5判
  • ページ数:344
  • ISBN:4-480-87163-2
  • JANコード:9784480871633
蓮實 重彦
蓮實 重彦

ハスミ シゲヒコ

1936年東京生まれ。60年東京大学仏文学科卒業。同大学大学院人文研究科仏文学専攻修了。65年パリ大学大学院より博士号取得。東京大学教養学部教授(表象文化論)、東京大学総長を歴任。東京大学名誉教授。仏文学にとどまらず、映画、現代思想、日本文学など多方面で精力的な評論活動を展開し続けている。著書に『表層批評宣言』『凡庸な芸術家の肖像』『映画の神話学』『シネマの記憶装置』『映画はいかにして死ぬか』『映画 誘惑のエクリチュール』『監督 小津安二郎〔増補決定版〕』『齟齬の誘惑』『映像の詩学』『『ボヴァリー夫人』論』『伯爵夫人』ほか多数。

この本の目次

1 大震災で蒲田に行けた
2 小津組キャメラ番の誕生
3 小津安二郎と蒲田の仲間たち
4 露出計もない修業時代
5 日本軍占領地に英国国旗ひるがえる
6 小津組の役者たち
7 お召列車に敬礼
8 「お釜」と「蟹」のロー・ポジション
9 真夏のロケ・ハン
10 ピーカンの光の中で

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