ドガ ダンス デッサン

ポール・ヴァレリー 著 , 清水 徹 翻訳

ヴァレリー熟達の筆になる<ドガの肖像>
円熟期の傑作を、流麗な新訳でおくる

20世紀最大の批評家ヴァレリーが、強い精神をもって自ら志向するものへと深く厳しくつき進んだ画家の肖像を、多彩な断章によって刻み上げた円熟期の傑作。新訳。

ドガ ダンス デッサン
  • シリーズ:単行本
  • 3,080円(税込)
  • Cコード:0070
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2006/12/18
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:A5判
  • ページ数:192
  • ISBN:4-480-88525-0
  • JANコード:9784480885258
ポール・ヴァレリー
ポール・ヴァレリー

ヴァレリー,ポール

1871年、南仏地中海沿岸のセットに生まれる。モンペリエ大学法学部に入学、ユイスマンス『さかしま』を読み、引用されたマラルメの詩に感動する。ピエール・ルイスやジッドと知り合い、91年にマラルメ宅を訪問。92年、伝説的な〈ジェノヴァの夜〉、94年、『カイエ』を書きはじめる。1917年、『若きパルク』を刊行、名声を得る。25年、アカデミー・フランセーズ会員に選出され、フランスの代表的知性と謳われた。45年、死去。

この本の内容

20世紀最大の批評家ヴァレリーが、強い精神の力を持って自ら志向するものへと深くきびしくつき進んでいった画家ドガの「肖像」を、デッサンとは何かをはじめとして、多彩な32の断章によって見事に刻み上げた円熟期の傑作。明晰な新訳。

この本の目次

ドガ
ダンスについて
ヴィクトル・マッセ街三十七番地
ドガとフランス大革命
話題いくつか
一九〇五年十月二十二日
見ることと線で描くこと
制作と不信
馬、ダンス、そして写真
地と無定形なものについて〔ほか〕

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