「美術も教養のひとつ」の時代!

ジネスマンにも不可欠な、美術史の体系的な「教養」を身に付ける恰好の入門書!

いちばんやさしい美術鑑賞

青い日記帳 Aoi Nikkicho

いちばんやさしい美術鑑賞 青い日記帳 著

ちくま新書

試し読みはコチラ
 本書は、「展覧会に出かけて絵をどのように観たらよいのでしょう?」という多くの方が抱える問題の解決の小さな手助けとなることを目指し執筆した「美術鑑賞超入門書」です。
 展覧会鑑賞の一ファンが、ふだん展覧会会場で実践している見方を紹介
する、いわゆる素人による素人のための指南書です。
(「はじめに」より)

プロフィール

1年に300以上の展覧会を見るアートブロガーの第一人者Tak(「青い日記帳」主宰)が説く、誰も教えなかった美術鑑賞法!「自分はちゃんと観られているのか」「何がすごいのかわからない」と感じる方へ、西洋美術、日本美術、現代アートから工芸までしっかり味わうコツを教えます。

青いあおい 日記帳にっきちょう

1968年生まれ。1990年國學院大學文学部文学科卒、カリスマアートブロガーTak(タケ)こと中村剛士が主宰するブログ。展覧会レビューや書評をはじめ、幅広いアート情報を15年にわたり毎日発信する。他にも東京都美術館やブリヂストン美術館の公式サイト、goo「いまトピ」、朝日マリオン・コム「ぶらり、ミュージアム」、など多くのメディアにコラムを寄稿。ギャラリーや書店、カルチャーセンターでのトークショーも多く行っている。

目次

西洋美術を観る ──

第1章

聞いたこともない画家の作品を鑑賞する時は

グエルチーノ《ゴリアテの首を持つダヴィデ》(国立西洋美術館)

第2章

フェルメールは何がすごいのか?

フェルメール《聖プラクセディス》(個人蔵、国立西洋美術館に寄託)

第3章

作品の世界に溺れてみよう!

モネ《睡蓮》(DIC川村記念美術館)

第4章

なぜセザンヌは「近代絵画の父」なのか?

セザンヌ《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》(ブリヂストン美術館)

第5章

使う場面を想像しながら観る

ガレ《蜻蛉文脚付杯》(サントリー美術館)

第6章

これが名画? はい、そうです!

ピカソ《花売り》(ポーラ美術館)

第7章

美術鑑賞は格闘技だ!

デュシャン《彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも》(東京大学駒場博物館)

コラム①

便利な美術鑑賞必需品

日本美術を観る ──

第8章

水墨画を味わうために

雪舟《秋冬山水図》(冬景)(東京国立博物館)

第9章

教科書に出ている狩野派の味わい方

狩野永徳《檜図屏風》(東京国立博物館)

第10章

デザインを語るなら観ておくべし

尾形光琳《燕子花図屏風》(根津美術館)

第11章

「なぜその作品を作ったか」で観る

伊藤若冲《動植綵絵》(三の丸尚蔵館)

第12章

観られない作品ほど観たい

曜変天目(静嘉堂文庫美術館)

第13章

超絶技法に驚く!

並河靖之《藤花菊唐草文飾壺》(清水三年坂美術館)

第14章

女性ならではの美の表現とは?

上村松園《新蛍》(山種美術館)

第15章

同時代のアーティストを応援しよう 

池永康晟《糖菓子店の娘・愛美》(個人蔵)

コラム②

美術館の年間パスポート

国内の美術館に展示されている絵画に絞って掲載。読んだらすぐに観に行くことが可能です!

プロは教えてくれない鑑賞ポイントをピックアップ!

いちばんやさしい美術鑑賞 青い日記帳 ちくま新書

青い日記帳

いちばんやさしい美術鑑賞

「わからない」にさようなら!
1年に300以上の展覧会を見るカリスマブロガーが
目からウロコの美術の楽しみ方を教えます。
アート鑑賞の質が変わる必読の書。
ISBN: 978-4-480-07152-1/定価:本体920円+税/264頁/ちくま新書
購入する