ダンテ『地獄篇』から現代まで、シブサワ・ワールドの原点を探る異色世界文学集成。
「哲学」の狭いワク組みにとらわれることなく、あらゆるジャンルの中からとっておきの文章を厳選。新鮮な驚きに満ちた文庫版アンソロジー集。
しなやかに凛と生きた詩人の歩みの跡を、詩とエッセイで編んだ自選作品集。単行本未収録の作品なども収め、魅力の全貌をコンパクトに纏める。
飄飄とした諧謔、夢と現実のあわいにある恐怖。磨きぬかれた言葉で独自の文学を頑固に紡ぎつづけた内田百(けん)(「けん」は「もんがまえ」に「月」)の、文庫による本格的集成。
マルクスのテクストを構造論的に把握して画期をなした論集。のちに二分冊化されて刊行された共同研究(一九六五年)の初版形態の完訳。
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