清沢 洌
キヨサワ キヨシ

1890-1945年。長野県生まれ。小学校卒業後、内村鑑三門下の井口喜源治が創立した研成義塾に入り、感化を受ける。1906年渡米、働きながらハイスクールを卒業。カレッジ在学中から邦字新聞の記者として活躍。20年、帰国して中外商業新報社に入社、のちに通報（外報）部長となる。27年、東京朝日新聞社入社。29年退社、フリーランスの文筆家となり次々と著書を発表、自主独立の評論家・外交史研究家として矜持を貫く。1945年5月、急性肺炎のため急逝。『暗黒日記』他著書多数。

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外政家としての大久保利通

清沢 洌 著 

北京談判に際し、大久保は全責任を負い困難な交渉に当たった。その外交の全容を、太平洋戦争下の現実政治への弾劾を秘めて描く。解説　瀧井一博

  文庫判   400頁   刊行日 2023/10/05  ISBN 978-4-480-51215-4
JANコード 9784480512154

定価：本体1,300 円+税

在庫  ○

暗黒日記　全３巻セット

清沢 洌 著  橋川 文三 編集 

すぐれたリベラリストが、戦後へのある決意をもって、戦時日本の政治と社会の病理を詳細に書き遺した「現代への遺言」ともいうべき貴重な記録。

ちくま学芸文庫  文庫判   刊行日 2009/03/25  ISBN 978-4-480-08710-2
JANコード 9784480087102

定価：本体4,700 円+税

暗黒日記　３

清沢 洌 著  橋川 文三 編集 

官僚と軍人の政治が、こうも日本をめちゃにさせてしまった――昭和20年、空襲下に綴った逼迫の記録。硬骨の評論家の絶筆。 <br /> 【解説： 北岡伸一 】

ちくま学芸文庫  文庫判   480頁   刊行日 2002/08/07  ISBN 4-480-08713-3
JANコード 9784480087133

定価：本体1,600 円+税

暗黒日記　２

清沢 洌 著  橋川 文三 編集 

戦争というものが何を意味するかを納得することは将来の日本に大切である――戦況悪化する昭和19年、戦後を見据えた言論人の日々刻々の記録。

ちくま学芸文庫  文庫判   560頁   刊行日 2002/07/10  ISBN 4-480-08712-5
JANコード 9784480087126

定価：本体1,600 円+税

暗黒日記　１

清沢 洌 著  橋川 文三 編集 

これで国家が、うまく行けば、それこそどうかしているーー戦時下、曇りない眼で秘かに綴った生活と意見。18年12月までを収録。解題　橋川文三 <br /> 【解説： 解題　橋川文三 】

ちくま学芸文庫  文庫判   464頁   刊行日 2002/06/10  ISBN 4-480-08711-7
JANコード 9784480087119

定価：本体1,500 円+税
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