松本 健一 マツモト ケンイチ
1946年群馬県生まれ。東京大学経済学部卒業。麗澤大学教授。評論・評伝・小説など多方面で活躍する。著書に『評伝北一輝』(全5巻、岩波書店)、『近代アジア精神史の試み』『大川周明』『竹内好論』『開国のかたち』(以上、岩波現代文庫)、『日本の近代1開国・維新」(中央公論新社)、『泥の文明』(新潮選書)、『海岸線の歴史』(ミシマ社)、『司馬遼太郎の「場所」』(ちくま文庫)など、共著に『占領下日本』(筑摩書房)などがある。
松本 健一 著
司馬{遼}太郎は日本人の自己イメージに決定的な影響を与えた。小説、随筆、紀行文など多彩な司馬作品を読みとき、その光源に迫る。 <br /> 【解説: 阿木津 英 】
ちくま文庫 文庫判 272頁 刊行日 2007/02/07 ISBN 978-4-480-42311-5JANコード 9784480423115
定価:本体760 円+税
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半藤 一利 著 竹内 修司 著 保阪 正康 著 松本 健一 著
戦後日本の大枠は1945年から52年までのアメリカ占領下で決められたが、多くの謎や未解決の問題が残されている。その解明に挑んだ4人の専門家の白熱の討論の記録。
単行本 四六判 464頁 刊行日 2009/07/23 ISBN 978-4-480-85791-0JANコード 9784480857910
定価:本体2,300 円+税
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戦前日本のナショナリズムはどこで道を誤ったのか。なぜ東アジアは今も一つになれないのか。近代の精神史の中に、国家間の軋轢を乗り越える思想の可能性を探る。
ちくま新書 新書判 192頁 刊行日 2010/05/06 ISBN 978-4-480-06550-6JANコード 9784480065506
定価:本体680 円+税
1945年からの7年間日本は「占領下」にあった。この時代を問うことは戦後日本を問いなおすことである。天皇からストリップまでを語り尽くす。
ちくま文庫 文庫判 304頁 刊行日 2012/08/08 ISBN 978-4-480-42965-0JANコード 9784480429650
定価:本体780 円+税
日本の「占領」政策では膨大な関係者の思惑が錯綜し揺れ動く環境の中で、様々なあり方が模索された。昭和史を多様な観点と仮説から再検証する。
ちくま文庫 文庫判 304頁 刊行日 2012/08/08 ISBN 978-4-480-42966-7JANコード 9784480429667
1952年、講和条約が発効し、日本は「独立」する。その独立の内実とそこに至る経緯は一体いかなるものだったのか。第一級の昭和史研究者たちが検証する。
単行本 四六判 416頁 刊行日 2013/08/08 ISBN 978-4-480-85806-1JANコード 9784480858061
定価:本体2,400 円+税
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尖閣事件、原発事故。そのとき露呈した日本の統治システムの危機とは? 自ら推進した東アジア外交への反省も含め、民主党政権中枢を内部から見た知識人の証言。
ちくま新書 新書判 288頁 刊行日 2014/02/05 ISBN 978-4-480-06763-0JANコード 9784480067630
定価:本体880 円+税
第二次大戦後の日本は本当に自立できたのか。再軍備・講和問題・吉田ドクトリン・・・十五のテーマから語り尽くす、占領下から「独立」への道。
ちくま文庫 文庫判 480頁 刊行日 2018/07/09 ISBN 978-4-480-43525-5JANコード 9784480435255
定価:本体1,000 円+税
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