高木 貞治
タカギ テイジ

1875〜1960年。岐阜県生まれ。東京帝国大学理科大学で数学専攻。卒業後3年間ドイツ留学。ゲッチンゲン大学ではヒルベルトに師事。代数的整数論での類体論の構築により世界的に著名。著書として『代数的整数論』『初等整数論講義』『代数学講義』などがあり、また『解析概論』は解析学教科書としていまなお読み継がれている。『新式算術講義』『数の概念』などではくりかえし数の概念の基礎を論述した。また『近世数学史談』により数学を志した学徒も多いという。正田建次郎、彌永昌吉、中山正など錚々たる数学者を育てた。

検索結果

前のページへ戻る
2件1~2件を表示しています。
       昇順に並び替え 降順に並び替え

数学の自由性

高木 貞治 著 

大数学者が軽妙洒脱に学生たちに数学を語る! 60年ぶりに復刊された人柄のにじむ幻の同名エッセイ集を含む文庫オリジナル。 <br /> 【解説: 高瀬正仁 】

ちくま学芸文庫  文庫判   352頁   刊行日 2010/03/10  ISBN 978-4-480-09281-6
JANコード 9784480092816

定価:本体1,300 円+税

新式算術講義

高木 貞治 著 

算術は現代でいう数論。数の自明を疑わない明治の読者にその基礎を当時の最新学説で説く。「解析概論」の著者若き日の意欲作。 <br /> 【解説: 高瀬正仁 】

ちくま学芸文庫  文庫判   368頁   刊行日 2008/05/08  ISBN 978-4-480-09146-8
JANコード 9784480091468

定価:本体1,300 円+税

在庫  ○

  • 1