大川 周明
オオカワ シュウメイ

1886年山形県生まれ。1957年没。戦前の代表的な思想家。五・一五事件に関与したとして禁固5年の判決をうけ、戦後A級戦犯として起訴されるが病を理由に不起訴となる。インド独立運動に協力するなど、アジア主義的言論を繰り広げる。特にコーランの全文翻訳を成し遂げ、日本のイスラム研究に大いに貢献した。著書に『復興亜細亜の諸問題』『日本二千六百年史』『古蘭』『安楽の門』『大川周明全集』などがある。

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回教概論

大川 周明 著 

最高水準の知性を持つと言われたアジア主義者の力作。イスラム教の成立経緯や、経典などの要旨が的確に記された第一級の概論。 <br /> 【解説: 中村廣治郎 】

ちくま学芸文庫  文庫判   272頁   刊行日 2008/08/06  ISBN 978-4-480-09167-3
JANコード 9784480091673

定価:本体1,000 円+税

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