ヘルダーリン
ヘルダーリン

1770−1843年。ドイツの詩人、思想家。多数の讃歌、額歌、エレギーなどの詩、本書『ヒュペーリオン』や悲劇『エンペドクレスの死』など。生前はシュレーゲル兄弟やブレンダーノ、ティークなどドイツロマン派の評価を除いて広く知られることはなかったが、古代ギリシアの哲学世界への憧憬を背景とした独特の汎神論的志向は、ロマン主義、象徴主義の詩人らに読み継がれ、20世紀になって、揺るがぬ評価を得ることになる。またニーチェやハイデガー、さらにそれを承けた現代の思想家にも強い影響を与えた。

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ヒュペーリオン ─ギリシアの隠者

ヘルダーリン 著  青木 誠之 翻訳 

祖国ギリシアの解放と恋人への至高の愛の相克に苦しむ青年ヒュペーリオン。生と死を詩的・汎神論的境域へ昇華する未踏の散文を、清新な新訳で。

ちくま文庫  文庫判   400頁   刊行日 2010/07/07  ISBN 978-4-480-42721-2
JANコード 9784480427212

定価:本体1,300 円+税

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