小倉 紀蔵 オグラ キゾウ
1959年東京生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得退学。専門は東アジア哲学。著書『入門 朱子学と陽明学』『新しい論語』『朝鮮思想全史』(以上、ちくま新書)、『朱子学化する日本近代』『北朝鮮とは何か』(以上、藤原書店)、『創造する東アジア』『〈いのち〉は死なない』(以上、春秋社)、『心で知る、韓国』(岩波現代文庫)、『韓国は一個の哲学である』(講談社学術文庫)など。
小倉 紀蔵 著
外国語を学ぶ原動力とは何か。その国への熱い想いこそが重い扉を開くのだ。気鋭の韓国哲学者が近くて遠い国への<ねじれ>の世界を語る。深くて劇的な韓国入門。
ちくま新書 新書判 224頁 刊行日 2000/02/21 ISBN 4-480-05834-6JANコード 9784480058348
定価:本体700 円+税
在庫 ×
儒教を哲学化した朱子学と、それを継承しつつ克服しようとした陽明学。東アジアの思想空間を今も規定するその世界観の真実に迫る、全く新しいタイプの入門概説書。
ちくま新書 新書判 256頁 刊行日 2012/12/05 ISBN 978-4-480-06695-4JANコード 9784480066954
定価:本体870 円+税
在庫 ○
『論語』はずっと誤読されてきた。それは孔子をシャーマンとして捉えてきたからだ。アニミズム的世界観に基づく新解釈を展開。東アジアの伝統思想の秘密に迫る。
ちくま新書 新書判 288頁 刊行日 2013/12/04 ISBN 978-4-480-06757-9JANコード 9784480067579
定価:本体880 円+税
なぜ朝鮮半島では思想が炎のように燃え上がるのか。古代から現代韓国・北朝鮮まで、さまざまに展開されてきた思想を霊性的視点で俯瞰する、初めての本格的通史。
ちくま新書 新書判 464頁 刊行日 2017/11/07 ISBN 978-4-480-07104-0JANコード 9784480071040
定価:本体1,100 円+税
源氏物語に始まり、道元、世阿弥、頼山陽、鈴木大拙、三島由紀夫に至る様々な言葉と交錯し、その魂と交響する。古都をめぐり古今の思考の足跡を辿る京都思想案内。
ちくま新書 新書判 304頁 刊行日 2019/02/05 ISBN 978-4-480-07208-5JANコード 9784480072085
定価:本体900 円+税
崔 相龍 著 小倉 紀蔵 監訳
儒学とギリシア哲学に共通する中庸の政治哲学を現代に活かすべく「中庸民主主義」を提唱。元駐日韓国大使の政治学者が、分断の進む世界を変革する方策を考える。
筑摩選書 四六判 224頁 刊行日 2022/03/15 ISBN 978-4-480-01747-5JANコード 9784480017475
定価:本体1,600 円+税
ニーチェの言う「超人」は、弱い人間だった。世界哲学の視点からニーチェを読み直して見えてくる生命力あふれる人間像に混迷の時代を生き抜く新しい力を見出す。
筑摩選書 四六判 304頁 刊行日 2022/09/14 ISBN 978-4-480-01756-7JANコード 9784480017567
定価:本体1,700 円+税
ハングル、料理、宗教、文学、街……さまざまな韓くにの文化について知りたいひとは必読のエッセイ集。『韓国語はじめの一歩』を改題・大幅に増補。
ちくま文庫 文庫判 304頁 刊行日 2023/01/10 ISBN 978-4-480-43835-5JANコード 9784480438355
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