井上 芳保
イノウエ ヨシヤス

1956年北海道生まれ。社会学者。東京学芸大学大学院修士課程修了。札幌学院大学教授、日本社会臨床学会運営委員などを歴任。単著に『つくられる病――過剰医療社会と「正常病」』(ちくま新書、2014年)など。編著に『「心のケア」を再考する』(現代書館、2003年)など。最近の論文に「「ミスター・ノーマルがいっぱい」を、遊びつつ学ぶ」(『苫小牧駒澤大学紀要』36号(最終号)、2021年)、「医師たちには義?心の発揮が求められている」(『性の健康』21巻1号、2022年)。本書関連論文に「ルサンチマンの社会学の構想――ニーチェ的主題の継承をめざして」(『思想』773号、1988年)。

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つくられる病 ─過剰医療社会と「正常病」

井上 芳保 著 

高血圧、メタボ、うつ――些細な不調が病気と診断されてしまうのはなぜか。社会に蔓延する「正常病」にその原因を見出し、過剰な管理を生み出す力の正体を探る。

ちくま新書  新書判   272頁   刊行日 2014/09/08  ISBN 978-4-480-06796-8
JANコード 9784480067968

定価:本体860 円+税

鬼滅の社会学 ─家族愛・武士道から〈侠の精神〉の復権まで

井上 芳保 著 

『鬼滅の刃』が包含する普遍の問いを総ざらい。『武士道』『八犬伝』等の古今東西の作品からトッド、ニーチェ、ウェーバーの思想までを総動員して考察する。

筑摩選書  四六判   288頁   刊行日 2022/08/09  ISBN 978-4-480-01751-2
JANコード 9784480017512

定価:本体1,800 円+税

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