大久保 彦左衛門 オオクボ ヒコザエモン
永禄3年(1560)、松平氏(のちの徳川氏)の家臣である大久保家に忠員の八男として生まれる。幼名平助、のち忠教に改名。彦左衛門は通称である。二度にわたる上田城攻め(天正13〈1585〉、慶長5〈1600〉)に参与するなど、家康・秀忠・家光の三将軍に仕えた。『三河物語』は元和8年(1622)頃から執筆が始まったとされ、自筆本が伝来する。寛永16年(1639)没。
大久保 彦左衛門 著 小林 賢章 翻訳
三河国松平郷の一豪族が徳川を名乗って天下を治めるまで、主君を裏切ることなく忠勤にはげんだ大久保家。その活躍と武士の生き方を誇らかに語る。
ちくま学芸文庫 文庫判 336頁 刊行日 2018/03/06 ISBN 978-4-480-09844-3JANコード 9784480098443
定価:本体1,200 円+税
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