『ボックス!』と「「MEN'S NON-NO」専属新人モデル密着」


<総合ランキング> (有隣堂書店全店調べ・9/28~10/4)
① Jamais Jamais『O型自分の説明書』(文芸社)
② よしたに『理系の人々』(中経出版)
③ 水野敬也『夢をかなえるゾウ』(飛鳥新社)
④ Jamais Jamais『A型自分の説明書』(文芸社)
⑤ 瀬尾幸子『もう一軒おつまみ横丁』(池田書店)
⑥ 姜尚中『悩む力』(集英社)
⑦ Jamais Jamais『B型自分の説明書』(文芸社)
⑧ 岩崎啓子『早わかり!カロリーナビ』(永岡書店)
⑨ 松本ぷりっつ『うちの3姉妹 8』(主婦の友社)
⑩ 副島隆彦『恐慌前夜』(祥伝社)
                                           
<特集・「MEN'S NON-NO」専属新人モデル密着>
1986年に女性ファッション誌「non-no」の男性版として創刊された男性ファッション誌「MEN'S NON-NO」。阿部寛、田辺誠一、大沢たかお、伊勢谷友介などを輩出し、我らが谷原さんも「MEN'S NON-NO」の出身。そんな「MEN'S NON-NO」の2008年専属モデル2人がオーディションによって決定! 10月10日発売の11月号でデビュー。今回、その新人モデル2人の11月号の掲載予定の写真撮影に密着してきました。前日の衣装合わせから、撮影当日の様子、初めてのヘアメイクにポージングなど何もかもが初めてで緊張気味の2人に密着。もちろんテレビの取材も初めてです。写真撮影を見学させて頂きつつ、インタビューもしてきました。


<今週の松田チョイス>
◎百田尚樹『ボックス!』(太田出版)



松田 素晴らしい感動を与えてくれる、まっすぐな青春スポーツ小説、百田尚樹さんの『ボックス!』です。
N アマチュア・ボクシングの世界を描いた感動の青春小説『ボックス!』。高校ボクシング部で天才と言われる鏑矢と元いじめられっ子の木樽。対照的な二人の友情に結ばれた青春を描く。立ちはだかるライバルたちとの激闘と挫折、そして栄光。さまざまな経験を経て二人が掴み取ったものとは。>
優香 はい。わたし、この『ボックス!』読ませていただきまして、ものすごく面白かったです。もう一気に、本当に一気に読んでしまいました。その日の夜、眠れなくなりました、興奮して。
谷原 一晩で読んだの。
優香 一晩で読みました、一気に。主人公の二人は対照的なんですが、その成長ぶりも、どんどん強くなっていく感じも、とっても面白いです。その周りにいる人たちも、みんな応援したくなる。みんな好きになるという登場人物ばっかりで。男の友情、素晴らしいですよね。
松田 はい。600ページ近くあるんだけど、本当に無駄なところがないんですよ。贅肉を削ぎ落とした、最強のアスリートみたいな小説で、グイグイひきこまれるんですけども。特にこれが面白いのは、ボクシングのことがすごくよくわかるんです。ルールとか練習方法とか、いろんなテクニックとか、だから、だんだん読んでいくと、自分がボクシングをやっているような、リングにのっているような気持ちになっていって。
優香 そう。
松田 この世界の中に入れちゃう。
優香 入っていっちゃいますね。ジャブのやり方とかもちゃんと細かく書いてあるんで、思わずやってしまいました、自分で、読みながら。
松田 本当に、一人一人の熱い思いが重なっていって、恋愛感情もあって、満足できるし、爽快な感動スポーツ小説ですので、是非お読みいただきたいですね。
優香 はい、面白かったです。
谷原 スポーツの秋にふさわしい1冊ということで、皆さんも是非ジャブして下さい。