「週刊ブックレビュー」に出演しました


12月2日(日)の「週刊ブックレビュー」(NHK BS2)に出演しました。司会は児玉清さんと中江有里さん。この番組には、これまでに7回出演しています。書評ゲスト5回、特集ゲスト2回です。今回は、書評ゲストで、一緒に出演したのは、船曳建夫さん(東京大学大学院教授)と松長絵菜さん(料理研究家)のお二人でした。
私が取り上げた本は、以下の通りです。島本さんの本は、みなさんと話し合いました。
◎小川洋子『夜明けの縁をさ迷う人々』(角川書店)
◎安東みきえ『頭のうちどころが悪かった熊の話』(理論社)
◎島本理生『あなたの呼吸が止まるまで』(新潮社)



船曳建夫さんが取り上げて、みんなで話し合ったのは、以下の本です。
◎S.スクワイヤーズ『ローバー、火星を駆ける』(早川書房)
松長絵菜さんが取り上げて、みんなで話し合ったのは、以下の本です。
◎永井一正『生命のうた』(六耀社)
まったくタイプの違う3冊ですが、児玉さん、中江さんも含めて、面白い話ができました。話がはずんだので、そのすべてを放映することはできませんでした。


船曳さんとは、これまでに一回名刺交換したぐらいの知り合いでしたが、ここのところ不思議な縁で続けてご一緒することになりました。この「週刊ブックレビュー」が最初で、その後、12月18日(火)にBS11(12月に開局した新しいBSテレビ局)の阿川佐和子さんがメインパーソナリティの「第②ニッポン国・独立宣言!」でご一緒することになっています。それだけではなく、来年3月に六本木の国際文化会館で開催される連続セミナー「語り尽くそう、教養を」でもご一緒することになっています。
松長さんとは初対面でしたが、ご挨拶をすると、「わたし、はなちゃんと友達なんです」と話してくれました。はなさんとは、「王様のブランチ」である期間、ご一緒してきました。それから、私が編集した華恵さんの『ひとりの時間』も読んだと話してくれました。「実は、『ひとりの時間』というタイトルの本を作りたいと考えていたんです。でも、素晴らしい文章ですね、『小学生日記』から読んでます」とのことでした。