筑摩書房 INFORMATION&TOPICS

原発避難問題の真相を、気鋭の社会学者とジャーナリストが
避難者とともに考えます。

1月刊行『東北発の震災論』著者・山下祐介氏、2月刊行予定
『生権力の思想』著者・大澤真幸氏(共にちくま新書)のお二人
も参加されます。

2011年3月に生じた東日本大震災・福島第一原発事故から
もうすぐ2年になります。事故の風化も叫ばれていますが、原発
事故避難者たちはますます厳しい状況におかれている現実が
あります。
この会では、福島第一原発事故の当初から、その後の避難、お
よび対策過程を検証することで、この事故によって本当のところ
何が起こっているのかを考えていきます。
この事故を追いかけているジャーナリスト、研究者の報告をふま
えて、原発避難を続けている人々の団体「とみおか子ども未来ネ
ットワーク」から避難の当事者が参加し、討論します。
この事故を真剣に考えていらっしゃる皆さん、とくにジャーナリスト
の方々の参加を心よりお待ちしております。

報告1:木村英昭(朝日新聞記者)
「官邸と東電の2年――『官邸の100時間』の原点をいま振り返る(仮)」
報告2:山下祐介(社会学者)
「原発避難の真実――中心周辺関係がもたらす暴力的構造について(仮)」
討議進行:大澤真幸(社会学者)
討論者:市村高志(福島県富岡町住民、原発避難者団体「とみおか子ども未来ネットワーク」代表)他

●開催概要

主催:とみおか子ども未来ネットワーク/社会学広域避難研究会・富岡調査班
協力:筑摩書房
日時:2013年02月10日(日曜、午後2時~5時)
場所:首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパスB・C・D室
   (東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル12階)
参加費:無料
定員:50人(先着順)
詳細・お申し込みはこちら(※2013年02月10日 14時00分まで)