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2008.04.30

『加害者は変われるか?』刊行記念
信田さよ子トークセッション

加害者は変われるか? -DVと虐待をみつめながら   信田さよこ(カウンセラー)

日時:2008年6月5日(木)19時より
場所:ジュンク堂書店池袋本店 4F喫茶コーナー
お申し込み:ジュンク堂書店池袋本店 1Fサービスカウンター(電話:03-5956-6111)
入場料:1000円(ドリンク付)
*詳しくはこちらをご覧ください。http://www.junkudo.co.jp/event2.html


 加害者、自分とは縁のない言葉だと思うだろうか? では被害者は?
近年増加の一途を辿りおおきな記事にもならなくなったが、子ども虐待、親密な関係の男女のDVは加害者・被害者という関係を生み出す。
 また、「老人虐待防止法」からも明らかなように、年老いた親の介護も安易に虐待と転化することを表している。
 筆者がカウンセラーとして多くの人の声に耳を傾けている中で見えてきたもの、それは、「加害者は悪人」と切り捨てては大事なことを見落としてしまうのではないかという事だった。彼らは決して特殊な人ではない。
 普通の人が罪を犯すとはどういうことか?分岐点はどこにあるのか?
不幸にして被害者となった場合の対応、加害者として責任を引き受け加害者に償うとはどのようなことを指すのか?家庭内での犯罪は被害者と加害者がこれからも一緒に生活していく場合は多いが、再発を防ぐ為には何が必要か?
 悲劇が起きないよう、カウンセラーからの緊急提言。

「加害者は変われるか? ーDVと虐待をみつめながら」
信田 さよこ 著

 

《講師紹介》
信田さよこ (のぶた・さよこ)
1946年生まれ。臨床心理士。原宿カウンセリングセンター所長。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。アルコール依存症、摂食障害、DV、虐待などで悩む本人や家族へのカウンセリングを行っている。また、2005年には性犯罪者処遇プログラム検討委員としてプログラムの作成にかかわり、講演も多い。著書に『加害者は変われるか?』『アダルト・チルドレンという物語』『DVと虐待』『家族収容所』『結婚帝国女の岐れ道』(共著)『母が重くてたまらない』など。

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